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年頭のごあいさつ (平成25年1月)

 新年明けましておめでとうございます。日頃から町政に対する深いご理解とご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年を振り返りますと、衆議院議員総選挙で争点になりましたように原子力発電所稼働の是非をはじめ代替エネルギーの展望、消費税、TPPへの対応、道州制問題など、今後の日本の国のあり方を考える大きな転換期であり、現在もその真っ只中にあると感じています。
 また、町内に目を向けると昨年7月の集中豪雨では人災こそ避けられましたが、道路、河川等において多数の被害が発生し、町民の皆様のご理解とご協力のもと復旧に努めてきたところです。
 このような状況の中、昨年の筑前町の町づくりについて、特徴的な取組を振り返りますと、まずは、防災についてです。東日本大震災の教訓を活かすべく、新たな災害の備えとして、国土交通省九州地方整備局と「大規模な災害時の応援に関する協定」、コメリと「災害時における物資供給に関する協定」を締結しました。自主防災組織等による「共助」の強化に続き、「公助」強化の取組を進めたところです。
 次に、ちくぜん食の都づくりについてです。筑前町は、「食の都づくり宣言」を行い、食を通して町民の健康と町の活力を高める取組を推進しました。中でも、ちくぜん食の都づくりマスコットキャラクター「ちくちゃん」は、そのかわいさなどから好感をいただき、身にまとった筑前町の特産物を町内外広くPRしてくれました。今後も期待したいと思います。また、筑前クロダマル(黒大豆)の特産化、加工販売や筑前町産の小麦を使った筑前麦太郎、麦夏ちゃんの販売など、農業者、飲食店、みなみの里、商工会、JA、町等、お互いの得意分野を活かし取り組まれたことにより町の魅力が更に高まってきたのではないかと思います。これに加え、食生活改善推進員や学校給食の取組により食を通した健康づくりも伸展したところです。
 次に、教育の充実です。複数の指導主事の配置や町独自の少人数学級、学力向上のためのサマースクールやウインターキャンプの開催など、教育委員会、先生方の努力と保護者や地域の方のご協力により小中学校の学力向上について一定の成果を得ることができました。
 次に町勢要覧DVDの完成です。多くの町民の皆様のご協力により筑前町の現在を30分にまとめたものです。これは、町に引っ越してきた家族が新しい生活を始めていく中で、どんな町なのかを知り、町の文化、伝統、産業、子育てなどについて学んでいくドラマ仕立ての内容になっています。町の窓口での無料配布のほか、町ホームページでも視聴できますので是非ご覧ください。
 そして、町の一大インフラ事業である下水道事業がほぼ完了いたしました。20年に及ぶ大事業により河川の浄化が進み、家庭環境においても快適さが向上したのではないでしょうか。また、十数年来工事が中断しておりました主要地方道筑紫野三輪線(山麓線)の工事が再開されることになりましたことをご報告します。
 この他にも、少子高齢化への取組として、そったく基金の活用や子育て支援、バス停駐輪場の整備、福祉バスの試行運転、健診受診率の向上等推進されたところです。
 また、みなみの里と大刀洗平和記念館については、県内外から多数来場があり、町の特長として自慢の施設に育っているところです。みなみの里につきましては、出荷者の方やスタッフのご尽力により、筑前町産の農産物が好評を得ております。また、大刀洗平和記念館につきましては、今回初めて元日から3日を開館しておりますので、帰省されてあるご家族の皆様にも国の在り方を考えるこの機会に、是非ご来館していただきますようご案内いたします。
 冒頭で申しましたとおり、課題山積ですがピンチをチャンスとして「なせば成る」の気構えで「住んでよかった。訪ねてよかった筑前町」づくりに全力で当たる覚悟です。
 結びに、本年が皆様方にとりまして実り多い一年でありますよう、ご祈念申し上げまして新年のごあいさつといたします。